スキマスイッチ

自由すぎる『ボクノート』!? スキマスイッチが全国ツアーライヴを音源化!

2012年10月2日

全国ツアー『スキマスイッチTOUR 2012“musium”』を音源化したライヴアルバムをリリースしたスキマスイッチ。デビュー以来ライヴアーティストと評価されたきた彼らの、表現がより豊かに進化した今作の魅力について迫ってみた。 ■奇跡のように貴重な珠玉の音たち 表現がより豊かに進化する  デビュー以来ライヴアーティストとして評価されてきた彼らだが、3枚目となるライヴアルバムでは、その表現がさらに豊かに、深く、細やかに、果てしなく美しく透明になっていることがわかる。すべての演奏や歌唱が、オーディエンスに向けられているだけに、ひとつひとつの音に、両手を広げているかのようなオープンな情感と躍動感とがあるのだ。一発勝負の、生で演奏された曲らしく、一過性の躍動感と臨場感が弾けていて、聴いているだけで爽快な気分になれる。オーディエンスあってこその音――。それは、『ふれて未来を』での会場からのコーラスもそうだし、『キミドリ色の世界』の激しさから、『太陽』の静けさに至ったときの、会場の心が鎮まっていく感じや、『ボクノート』の自由すぎるトランペットの響き、『雨は止まない』の後半のフェイク、曲が終わるごとの歓声や拍手など、耳に届く音だけに限らず、聴こえない音までもが、演者とオーディエンスの情感を震わせた空気として伝わってくる。発信する側と受け手との心の交流が、音を、奇跡のように輝かせる。美術館という意味を持つミュージアム(museum)は、「ミューズの神々の神殿」が原義だという。スキマスイッチの造語ミュージアム(musium)も、一過性の音楽の神殿のようだ。 Text/菊地陽子 当紹介記事は、エンタテインメント情報誌『オリ★スタ』10/8号(9/28発売)に掲載していますのでお見逃しなく!

スキマスイッチがライヴを音源化! 『全力少年』なイメージをぶち壊す1枚!?

2012年9月30日

スキマスイッチが、全国ツアー『スキマスイッチTOUR 2012“musium”』を音源化したライヴアルバムをリリース。「ライヴが大好き」と語るスキマスイッチがこだわっていることとは? シングルのイメージだけじゃない、ディープなふたりの魅力に迫ります。 ――通算3枚目となるライヴアルバムがリリースされます。 常田 僕らは前から、「ライヴでしか味わえないことをやっていきたい」っていう話しをしてて。だから、ライヴ盤は、普通にシングルとしての『全力少年』を聴いてるだけでは思い浮かばない場面も多いと思うんですけど、だからこそ、僕たちにさわやかなイメージを持ってる人には特に手にとって欲しいなって思ってて。 大橋 僕はもともと、ライヴアルバムがすごく好きなんですよね。DVDも含め、いろんなアーティストのライヴ盤を見たり、聴いたりするんですけど、このアルバムはそこに並べてもいいんじゃないかって思ってて。 ――では、そんなライヴアルバムに収録されている今年の1月から4月にかけて回った全国ツアーは、かなり満足のいく内容だったんですね。 大橋 かなりいい出来だったと思います(笑)。初日からあんなにハマることってあんまりなかったんですよ。いつもは、少しずつ手直しをしながらまとめていくんですけど、最初から完成形がバン!って出せた感じがしてて。 ――どうして初日から完成形が固まっていたと思います? 大橋 いっぱい練習したからじゃないですかね(笑)。というのは、冗談ですけど、お客さんの反応も想像したリハーサルと本番のテンションがうまく重なったからかなって思ってて。 常田 みんなに楽しんでもらうっていうスタンスは変わらないけど、今回に限っては、空間の作りかたがうまくいったのかもしれないね。 大橋 そうだね。今回は、目で見ても楽しめるし、音では圧巻できる、演出や空間、全てを含めたエンターテイメントにしたかったんですよ。そういう思いが、ちゃんとお客さんに届いたツアーだったと思います。 ――ちなみに、セットリストは毎回、どうやって決めてるんですか? 大橋 昔は手書きでやってたんですけど、いまはもうハイテクになってて。 常田 といっても、曲名を書いた紙の裏に磁石をつけて、ホワイトボードに貼ってるだけですけどね(笑)。 大橋 昔に比べたらハイテクですよ! それを入れ替えたりしながら、暫定的に決めて、リハーサルで実際にやってみるっていう感じですね。 ――なるほど。ライヴ1曲目は、アルバム(『musium』)と同じ『時間の止め方』からはじまりました。 常田 アルバムの時は、CDというパッケージに対しての気持ちだったんですけど、「これから時間をとめて、僕らの音だけで過ごしましょう」っていう感覚は、ライヴでよりダイレクトに伝わるかなって思って。さらに、ライヴが終わることの寂しさも歌った方がいいんじゃないかっていうことで、本編のラストにも『時間の止め方』の<Ending ver.>を置いたんですね。 ――最後は歌詞を<今日、この景色を忘れないで>に変えて歌ってましたね。 大橋 いまから現実に戻りますよっていう魔法を解くような感覚ですよね。すごくコンセプチュアルな構成になってたと思います。 ――中盤には<アーバンコーナー>もありました。『ボクノート』がかなりアーバンソウルなアレンジになってて。 大橋 アーバンコーナーはバンドのみんなでアレンジを考えているときから、すごく楽しかったですね。 常田 飽きなかったね? 大橋 やってるときも“どうだ!”っていう気になってました。ただ、みんながついてきてくれるかな?っていう不安もありましたけど(苦笑)。 常田 でも、『太陽』なんかは、このままシングルとしてリリースしてもいいんじゃないかなっていう気になったよ。原曲があってこその充実度っていうこともあるけど、それにしても、よくできたと思うし、気に入ってますね。 Profile  すきますいっち。大橋卓弥と常田真太郎による2人組ユニット。03年7月にシングル『view』でメジャーデビューを果たす。10/26から全都道府県ツアー『Sukimaswitch 10th Anniversary 2003-2013スキマスイッチTOUR2012-2013“DOUBLES ALL JAPAN”』がスタートする。 当インタビューはエンタテインメント情報誌『オリ★スタ』10/8号(9/28発売)に掲載。誌面ではさらにインタビュー、写真などたっぷり紹介していますのでお見逃しなく!

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